9月24日、名月を仰ぎ見て

September 14, 2018

爽やかな気候の中、月を愛でる伝統行事「中秋の名月」。2018年は9月24日が名月です(満月は翌25日)。

ついつい忘れてしまいがちな、ある意味地味な行事ですが、とても素敵な習慣がいっぱい。
今年の名月を、ちょっと工夫して楽しんでみませんか?

「日本の月見」で風雅な夜に

日本のお月見と言えば、まずはやはりススキ。単体でおおらかにいけるのも素敵ですが、他の「秋の七草」と一緒に飾ると、日本の野や里を思わせる素敵な飾りになります。
ちなみに秋の七草は「ハギ ススキ クズ ナデシコ オミナエシ フジバカマ キキョウ」。春の七草と違って食べられません。昔は当たり前に生えていた植物たちなのだそうですが、残念ながら現代の都会で全てをそろえるのは至難の技。ススキやナデシコ、キキョウなどはお花屋さんで切り花を見つけやすいので、窓辺に飾ってみてはいかがでしょうか。

また収穫祭でもある中秋の名月のお供えの定番といえば、お団子とお芋。
それにちなんだ食卓を工夫するのも楽しいものです。

月餅にランタンで「中国風お月見」

日本の中秋の名月のルーツとも考えられているのが、中国で祝われる「仲秋節」。この日、人々は家族で卵の黄身が丸ごと入った月餅を食べたり、色とりどりのランタンを灯して夜のひとときを楽しみます。
いつもと違うお月見を楽しみたい時には、ランタン代わりに綺麗なキャンドルを灯し、ゆっくり中国茶を入れて甘い月餅を頬張って…そんな中国風お月見を楽しんでみるのもいいかもしれません。

水に映る月を楽しむ「夜のおさんぽ」

風雅な遊びの達人といえば平安時代の貴族。
彼らは池や「水面に映る月」をことさら好んで見たそうです。静かに中秋の名月を楽しむのなら、そっと夜の散歩に出かけてみるのも素敵です。
海や川、湖などに映る月を探して、ゆったり鑑賞すれば気分は貴族。ただし安全には十分注意してくださいね!
お家で見るなら、大きな鉢に水を張ってベランダで月を捕まえたり、角度を工夫してグラスの飲み物に月を映すのも風流ですよ!