食で楽しむ大人の「七夕」

July 06, 2018

折々の節句の中でも、とびきりロマンティックなのが「七夕」。
大人になると、短冊を飾ったり七夕を祝う機会も減ってしまいますよね。
でも、とても涼やかでどこか幻想的なこの行事を楽しまないのももったいない!

七夕といえば「そうめん」

昔から食べられてきた七夕の行事食といえば「そうめん」。
中国で伝統的に七夕に食べられている菓子「索餅(さくべい)」を由来とするとも、また、天の川をイメージしたことによるとも言われています。

冷製パスタのように、オリーブオイルやフレッシュトマトを合わせたり。
お刺身のヅケや、冷しゃぶなど、ちょっと豪華な具材と野菜で、サラダ風に仕上げたり。
天の川に見立ててそうめんを盛り付け、たくさんの種類の薬味で食べるのも楽しいですよ。

冬瓜で涼しく

日本各地に伝わる七夕の伝説の中には、瓜や冬瓜が出てくるものもあり、七夕に冬瓜を食べるというお家も多いようです。
長期保存が可能で冬まで食べられる…という理由で「冬」の字がついていますが、旬は夏。
薬膳の世界でも、体の熱を冷ます食べ物として重宝されています。
カロリーが低く、水分たっぷり、ビタミンCも補給できるので、美容にも嬉しい食材です。

定番の食べ方は煮浸しや餡かけですが、そうめんと合わせるなら、熱いスープもおすすめ。硬い皮を切るのが面倒な場合は、種の部分を取り除き、果肉をスプーンでコロコロの球形にくりぬいて使うと、かわいいスープの具になります。
サラダでも食べられるので、エスニックな味付けで、タイの青パパイヤのサラダ「ソムタム」風に仕上げるのもおしゃれです。
日本では古来から、お裁縫やお習字などの上達を願う日であった七夕。ゆっくりとお食事を楽しみながら、夜空の織姫と彦星に思いをはせるのもいいかもしれませんね。