意外に新しい?パジャマのなりたち

April 21, 2017

今ではナイトウェアの代名詞とも言える「パジャマ」。
考えてみるとちょっと不思議な響きの言葉ですが、一体どんな歴史があるのでしょうか。

インドから来た言葉だった?

西洋風の寝間着としての「パジャマ」が生まれたのは、18世紀・19世紀。
インドに植民したイギリス人が持ち帰った言葉で、ウルドゥー語やヒンディー語、さらにさかのぼると語源はペルシア語であると言われています。
もともとはゆったりしたズボンのような衣服を指し、これをイギリス人がナイトウェアとして取り入れたんですね。
それ以前の西洋では、裸や、男女ともにネグリジェのようなスタイルで眠るのが一般的だったそう。きっと今までにない「ゆったりとしたズボン」の寝心地のよさに、西洋の人々はまたたく間にとりこになったのでしょうね。

日本での普及は50年代

日本でのパジャマの普及はさらに新しく、一般的なったのは1950年代と言われています。
今から60〜70年前と考えると、意外なほど「最近」じゃありませんか?
それ以前は、寝巻としては襦袢や浴衣がよく着られていたようです。明治維新を経て昼の服装が西洋風になっても、夜は和装の人が多かったのですね。
1950年代に急速にパジャマが受け入れられたのは、テレビからアメリカの生活の情報が流れてきたからなのだそう。

日本人にとっても、そして発信元である西洋の人々にとっても、もともとは舶来のスタイルである「パジャマ」。それがこれだけメジャーなものになっていることを思うと、やはり体を締め付けないシャツとボトムスという形は、眠るのに非常に適しているのではないでしょうか。