気分は江戸ガール!日本伝統のおまじない『なかきよ』でいい初夢を

December 20, 2016

「なかきよの とおのねふりの みなめさめ なみのりふねの おとのよきかな」。

上から読んでも下から読んでも同じこの回文和歌は、「なかきよ」などの俗称で親しまれてきた日本伝統の眠りのおまじないです。

 正月2日、枕の下に。初夢が吉夢になるかも?

上記の和歌を使ったおまじないは、正月2日に行われていました。
まずこの和歌と七福神の乗った宝船の絵が描き込まれた紙を、枕の下に置きます(江戸時代には、この宝船の紙が元旦の街角で売られていたそうです)。

そして「なかきよ」を3回読んで眠ると、縁起の良い初夢が見られるのだとか。なんとも情緒のあるお正月の習慣ですね!
さて、この「なかきよ」の和歌、漢字を混ぜるなら「長き夜の 遠の睡むりの 皆目醒めざめ 波乗り船の 音の良きかな」。

どうやら、夜の海の船音と眠りを詠ってはいますが、あくまでおまじないの回文でもあり、意味の解釈は様々で定説はないようです。

とはいえ声に出してみると、なんとも柔らかく幻想的な音が響きます。
『宝船』の紙は現代では手に入れづらいですが、来年の正月2日は手描きのイラストなどで試してみてはいかがでしょうか?

風流な初夢が見られるかもしれませんよ!